Webサイトの収益性を高めるための着眼点

WEBサイトを運用する上で、特にそのサイトがビジネスや広告収入などを目的とするケースでは、その収益性をいかに高めるのか?ということが重要です。ただ、やみくもにアクセス数を増やす、バナー広告のインプレッション(表示回数)を増やすといった対策を行うだけで、十分ではありません。WEBサイトからの収益性の要素をしっかりと分析した上で、最適な対策を講じる必要があります。

WEB収入=ユーザー数×コンバージョン率×報酬額

WEBサイトから得られる収入を式にすると基本的には上のような式になります。

ユーザー数:サイトや広告を訪問してくれるユーザーの数(閲覧数)
コンバージョン率:表示したユーザーがコチラが意図する行動をとる割合
報酬額:コンバージョン1件あたりに期待できる利益

集客1件あたりの収益を分析しよう

まずは、1件のユーザーがサイトや広告を訪問することで得られる基本的な収益額を算出します。最初の式の両辺をユーザー数で割ることで計算が可能です。

コンバージョン率×報酬額=ユーザー1名によって得られる収益

となるわけです。つまり、現在と同じコンバージョン率以上のユーザーを集めることができるのであればこのユーザー1名あたりの収益額よりも少ない広告費であれば広告を行ったほうが、最終的な利益は増大することになるわけです。

逆に、このコストよりも高い導入単価で広告を実施することは費用対効果(短期の収益性)という面からはマイナスになります。最初からこの数字がわかるわけではありませんが、ある程度のWebサイト運用を続けていれば、コンバージョン率、コンバージョン1件あたりの利益は計算できるはずですから、しっかりと統計をとるようにしましょう。

コンバージョン率を活用した収益性アップのポイント

現状からいかにしてコンバージョン率を高めるか?また、コンバージョン率という統計情報を活用するかが重要です。
サイト全体のコンバージョン率が上昇すれば、それだけ同じアクセス数であっても全体としての収益性は高まります。また、コンバージョン率が高い要因がわかれば、その部分を延ばしてやることで、収益性は拡大します。

  1. 高アクセス、低コンバージョン率のページを改善する
    一つ目の対策は、アクセス数は多いものの、コンバージョン率が低いページの見直し・改善です。アクセス数は多いものの、コンバージョン率が低いページは、それだけ際と全体のコンバージョン率を下げていることになりますのでその対策をします。
    アクセス数の多いページを改善することで、わずか0.1%のコンバージョン率アップでも収益性への貢献度は高くなる可能性が高いです。
  2. 検索キーワード別にコンバージョン率を測定する
    サイトへの訪問キーワード別にコンバージョン率を測定します。コンバージョン率の高いキーワードがわかれば、そのキーワードでの集客が有効ということになります。
    検索エンジン連動広告(リスティング広告)などを活用してそのキーワードでの集客を拡大するだけでなく、SEO対策の実施などによる通常検索からの集客力アップも図ります。

コンバージョン1件あたりの報酬額を高める

コンバージョンというものは、色々でしょう。オンラインショップの場合は商品の販売でしょうし、資料請求、無料お見積もりなどがコンバージョンの場合もあるでしょう。
コンバージョン率を高めるのはもちろん大切ですが、せっかくあがってくるコンバージョン1件あたりの利益の金額を高めるという点も重要です。

たとえば、オンラインショップの場合は、ついで買いやまとめ買い、大量注文特典などをつけることによる客単価のアップ。お見積もりや資料請求の場合は、スピーディーな連絡・対応によるスピード化での最終的な成約率のアップなど、「ネット」以外の部分での対策によって、コンバージョン1件あたりの利益を高めることが重要です。

特に、ネット上で競争の激しい分野の場合、広告費などの費用が高騰するケースも少なくないため、コンバージョン1件あたりの収益性を高めるためのネット・リアルでの工夫も競合に対して優位にプロモーションを展開する上でも重要になります。

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