SEO対策におけるIP分散の重要性

SEO対策の一環として被リンクを集める上で、IP分散の重要性が取りだたされています。IPというのは、Internet Protocol の略でネットワーク上での個々の追伸対象を識別する番号ですが、ここでは、独自ドメインに割り当てられているサーバーPCの識別番号を指します。

例えば、このWebMarketing InnovationのドメインのIPアドレスは「210.224.177.229」となっています。これは、このドメインを設定しているサーバー(レンタルサーバー)のIPアドレスとなっています。(このサイトではhetemlというサービスを利用しています)

IP分散が必要となった背景

最近はレンタルサーバーの料金も安くなってきましたので、一つのサーバーをレンタルしてペラサイトを量産して、マルチドメイン(一つのサーバーで複数のド メインを利用する)によって多数の独自ドメインサイトを作り、目的のサイトに対して自作自演の発リンクをするというSEO対策が活発化しました。

こうした検索エンジンスパム(リンクスパム)に対して検索エンジンが出した対策が同一IPによる被リンクを一定以上カウントしないという対策です。

具体的にはIPアドレスのうちCクラス(先ほどの例でいうと210.224.177.229の177の部分)よりも下が同一の場合、別ドメインのURL(ドメイン)からの被リンクがあった場合、一定の閾値を超えた場合には被リンクとしてカウントしないというものです。

個人のサイトや企業サイトでもIP分散は必要か?

こうしたIP分散の重要性が発見されてからは、SEO業者などから今度は「IP分散を売りにしたSEOサービス」などが多数販売されるようになりました。
また、レンタルサーバーなどでも一つのアカウントでIP分散が可能なサーバーなども販売されるようになりました。

まさに、SEOサービスとGoogle(検索エンジン)とのいたちごっこなのですが、個人や企業が運営するサイトでもIP分散を行う必要があるのでしょうか?

ブラックな手法以外でリンクを集めている人以外には無関係

まず、結論からいうとIP分散による対策が必要なのは、同一IPで何十、何百ものSEO用のサイトを運営しているSEO業者と、その業者からリンクを買おうと思っている人だけです。

具体的に言うと、同一IPからの何千、何万ものリンクがあるサイトに向かって貼られる場合、そのリンク1本あたりの価値が同一IPからの場合は低減するという考え方が近いと考えています。
普通に一つのレンタルサーバーで10個のサイトを運営しています。みたいなケースで、発リンクの価値や被リンクの価値が減るという意味ではありません。

通常の企業WEB担当者からすると、「リンクを買う」という戦略をとる場合以外、IP分散を考慮する必要はありません。

普通にサイトを運営して、色々なサイトから被リンクが集まると普通は被リンクのIPアドレスは自動的に分散されるものです。

重複IPは多くのスパムフィルターのうちの一つに過ぎない

多くの重複IPからの被リンクというのは、Googleなどのスパムフィルターの一つにすぎません。その対策をするだけで、スパム判定から逃れられるというものではありません。
あくまでも数多くのフィルターのうちの一つであり、その対策を行うだけで十分という類のものではありません。

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